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2025/07/15

いす式階段昇降機と可搬型階段昇降機の違いとは?特徴と選び方を解説

高齢のご家族や、足腰に不安を抱える方の階段移動を安全にサポートしてくれる「階段昇降機」。
最近では自宅への導入を検討される方が増えており、製品の種類もさまざまです。中でも多くの方が悩まれるのが「いす式」と「可搬型」どちらを選ぶべきかという点。この記事では、それぞれの特徴と違い、向いている使用シーンをわかりやすく比較・解説します。ご自宅や利用目的に合った昇降機選びの参考にぜひご活用ください。

階段昇降機には2つのタイプがある

階段昇降機とは、階段の昇り降りをサポートする福祉用具です。大きく分けて次の2タイプがあります。

いす式階段昇降機とは?
いす式階段昇降機は、階段に沿ってレールを固定し、イスに座って自分で上下移動ができる電動機器です。主に自宅での日常使用を想定して設計されており、高齢者の“自立支援”に大きく貢献します。
【特徴】
・階段の形状に応じて直線型・曲線型の機種を選べる
・屋内用・屋外用があり、玄関ポーチなどにも対応
・操作は簡単で、リモコンや座面横のスイッチで操作可能
・シートは折りたたみ式で、使用しないときも邪魔にならない
【おすすめポイント】
・介助者がいなくても自分で使える
・一度設置すれば日常的に安定して使える
・ケアリフトではレンタル対応(直線型のみ)も可能

可搬型階段昇降機とは?

可搬型階段昇降機(スロープリフターや昇助くんなどの製品名で流通)は、階段の上り下りを介助者が操作してサポートする電動装置です。施設や集合住宅、仮設住宅など、工事が難しい場所での使用を目的としています。
【特徴】
・電動でスムーズに階段を昇降できるが、必ず介助者が必要
・工事不要で、どこでも使用可能(ただし段差に適応できる条件あり)
・折りたたみや車載ができるため、持ち運びに便利
【おすすめポイント】
・レンタルが中心で、導入コストを抑えられる
・短期間、緊急的な使用に最適
・イベントや避難時など、臨時利用にも対応

使用条件・目的 いす式階段昇降機(固定型) 可搬型階段昇降機(移動型)
自宅に常設したい◎(おすすめ)△(応急処置向き)
介助者なしで使いたい◎(本人操作可)×(介助者が必須)
一時的にだけ使いたい◎(レンタルあり)◎(レンタル中心)
工事や改修を避けたい△(レール固定工事が必要)◎(工事不要)

ケアリフトのおすすめと対応サービス

ケアリフトでは、いす式階段昇降機「タスカルシリーズ」を中心に、屋内外のさまざまな住環境に対応した製品を取り扱っています。
・無料の現地調査、お見積もり対応
・レンタルでも設置費、撤去費無料
・1カ月からの短期利用にも対応

まとめ|目的に応じて、最適な階段昇降機を選びましょう

いす式階段昇降機と可搬型階段昇降機は、どちらも大切な移動支援機器ですが、その使い方や目的は大きく異なります。
・毎日自宅で安全に使いたい → いす式階段昇降機がおすすめ
・短期利用・介助前提での活用 → 可搬型が便利
ご家族の生活環境や階段の構造に合わせて、どちらが合っているか一度専門家にご相談されることをおすすめします。
ケアリフトでは、経験豊富なスタッフが現地調査を無料で実施し、最適なプランをご提案します。
まずはお気軽に、お問い合わせください。