フロアリフトとは?仕組み・特徴・価格の目安まで徹底解説【段差解消機】

玄関や勝手口のちょっとした段差が、車椅子や歩行器を使う方にとっては大きな壁になります。「スロープを置くほどのスペースがない」「見た目もできるだけ自然にしたい」そんな悩みを解決してくれるのが、床面ごと昇降させて段差をなくすフロアリフト(段差解消機)です。
この記事では、フロアリフトの仕組みや特徴、設置タイプ、価格の目安、そして活用できる補助金制度まで、導入を検討している方に向けて分かりやすくまとめました。
フロアリフトとは
フロアリフトとは、床の一部を電動または油圧の力で上下に動かし、玄関や勝手口などにある段差を解消するための福祉機器(段差解消機)です。車椅子や歩行器に乗ったまま台の上に乗り込み、スイッチ操作でゆっくりと昇降することで、段差を意識せずに出入りできるようになります。
スロープの設置が難しい狭いスペースでも導入できることが多く、見た目を既存の玄関タイルや床材に合わせられる製品もあるため、住宅の外観を損なわずにバリアフリー化できるのが大きな魅力です。
フロアリフトの主な特徴
1. オーダーメイド設計に対応
フロアリフトは規格品だけでなく、設置場所の寸法や床材、デザインに合わせてオーダーメイドで製作できる製品が多くあります。玄関のタイルの色や模様に合わせて仕上げれば、リフトを埋め込んでいることが分かりにくいほど自然に馴染ませることも可能です。
2.埋込式で省スペース
埋込式のフロアリフトは、設置箇所を掘り下げて土台を組み込むため、使用しないときは床面と完全にフラットな状態にできます。玄関や勝手口など限られたスペースでも設置しやすく、普段の見た目や動線を邪魔しません。
3.家庭用電源で使用可能
多くの製品は家庭用100Vコンセントで駆動するため、特別な電気工事を必要とせず、比較的導入しやすいのも特徴です。
4.屋内・屋外どちらにも設置可能
防水・防滴設計が施された製品であれば、屋外への設置も可能です。車庫から玄関ポーチまでの段差解消や、医療機関・店舗のバリアフリー化など、住宅以外の用途にも使われています。

段差解消機(フロアリフト)と階段昇降機との違い
- 段差解消機(フロアリフト):数十cm程度の比較的低い段差を、床面を上下させて解消する装置。玄関や勝手口向き。
- 階段昇降機:階段そのものを昇り降りするための装置。いす式・車椅子ごと乗れるタイプなどがあり、2階建て住宅の階段など、長い段差に対応。
段差の数や高さ、設置スペースによって、どちらが適しているかが変わります。玄関先の数段程度であればフロアリフト、居室が2階にあるようなケースでは階段昇降機が検討されることが多くなります。
導入のメリット
移動の負担軽減:車椅子利用者や高齢者本人が、抱えられることなく自力で段差を越えられる
介助者の負担軽減:抱き上げ動作がなくなり、介助者の腰痛などのリスクを減らせる
住み慣れた家に住み続けられる:住宅改修によって在宅生活の継続を後押しできる
外観を損ないにくい:オーダーメイド対応により、住宅や店舗の景観に配慮した設置が可能
まとめ
フロアリフトは、玄関や勝手口などの段差を、床面の昇降によって解消できる福祉機器です。オーダーメイド設計による見た目への配慮、埋込式による省スペース性、家庭用電源で使える手軽さ、そして充実した安全機能により、車椅子利用者や高齢者本人だけでなく、介助するご家族の負担も大きく軽減してくれます。
フロアリフトのご相談は、ぜひケアリフトへお気軽にお問い合わせください。 設置スペースの採寸から製品選び、見積もり、施工まで一貫してサポートいたします。